歴史1:レモントゥリー時代

 
●●●●●●●● 40年前の記憶で書いておりますので、
忘れたところ・違っているところが多々あります。
覚えていらっしゃる方がおりましたら、
メールで教えて下さい。
よろしくお願いします。●●●●●●●●
1967年秋頃 宮城高専1年生の小島が高専のEEMEE、只野、米山、(故)福嶋らと学校外のメンバーを集めてフォークソングサークルを作ろうと発起した。仙台では初の学内を越えたフォークソングサークルだった。
1967年冬頃 サークル名を当時全盛だったアメリカンフォークの騎手PPMのデビュー曲名のレモントゥリーとし、河北新報へメンバー募集の記事を掲載した。
1968年春頃 記事を見て東北学院大学の松浦、尚絅短大の桜井、聖和学園の??が応募してきて、約10名でレモントゥリーがスタートした。活動の拠点(たまり場)は建築学科の高専生がよく行っていた1番町1丁目にあったムサシ画廊(現在はジャズフェス発祥の館:プロコプ) だった。
小島はEEMEEと桜井(女性)との3人でPPMのコピーバンド「チェ リーレインズ」を結成。只野は聖和の??とブラフォーの曲を歌うグループを結成した。 1968年夏頃 日立ファミリーセンターで第1回目の発表会(コンサート)を開いた。チケットは100円?で販売し、完売したが、観客は7部の入りだった。
コン サートのステージからお客様に向かってメンバー募集を呼びかけ、仲間が増えて行った。「レモントゥリー」は当時学内フォークソングサークルをパブリックなサークルにした草分けだったが、この頃、1年後?に宮城教育大学と仙台高校を中心とした「若者と歌のつばさ」さらに半年後に「フォークメイツ」さらに半年後に学院高校を中心とした「スペキエス」が誕生する。
桜井の脱退に伴い、小島は松浦らと「ビコーズ」を結成、EEMEEはニャロメ,薄場とPPMスタイルの「ミートソース」を結成、1968年秋頃 アメリカンフォークソングを中心とした「レモントゥリー」はほぼ 年3度のペースでコンサートを重ねる地味な活動を行っていた。
一方「若者と歌のつばさ」はオリジナルの曲が中心でプロを目指すメンバーが多かった。当然「若者と歌のつばさ」の方がレベルが高かった。レモントゥリー」は仲良しクラブ的要素が強かったが、一生懸命練習に励んでいたグループもあった。その代表格が男性2名でブラザーズフォーをやっしまう「ブルーマウンテン」だった。
阿部は佐藤から島崎(レスター)にメンバーチェンジして第2期ミートソースを結成した。 各陣容は、レモントゥリー:30名、歌のつばさ:約30名、フォークメイツ:約30名、スペキエス:約15名と記憶する。
レモントゥリー会長が小島から松浦へ、そして阿部が3代目の会長となり、黄金期を迎える。
レモントゥリー活動の拠点はヤマハ1F売り場の村上さんの協力を得てヤマハの会議室を毎週木曜日に借りて集会を行なった。この頃から、レモントゥリーにもオリジナルを歌うバンドが増えていった。EEMEEはオリジナル曲を主とするバンド「一番星」を結成した。
1969年頃 集会場所をX橋の画廊(セピアアートハウス)に移した。レモントゥリーに歌のうまいメンバーが入ってきた。中でも小松・永沼・本郷は仙台トップレベルにうまかった。さらに亜KIRAは東北トップレベルで一番うまかった。
1970年頃 松浦の「アディユー21」とEEMEEの「一番星」はヤマハのライトミュージックコンテストで宮城県大会に出場し、「一番星」は予選通過し、東北本選会に出場した。遠藤、大沼と3人で結成した「一番星」は全国大会行きを逃したがEEMEEはギターがうまかった(但し一発勝負)と言うことで個人賞を獲得した。
一番星は東北放送テレビに出演し、“しらゆり”を歌った(このときのボーカルは薄場が担当した)。
永沼が中央大学に入学し、その縁で中央大学フォークソング愛好会の公園を仙台の宮城県民会館で開いた。このとき、レモントゥリーから「一番星」「ビコーズ」「ブルーマウンテン」の3バンドが出演した。中でも「ブルーマウンテン」の圧倒的な歌唱力は中央大学フォークソング愛好会のリーダーである土田さんも舌を巻いて絶賛した。
一方、このころ全国的にフォークソングブーム真っ直中であり、関西を中心に「五つの赤い風船」、「赤い鳥」、「小室等と六文銭」、「オフコース」などが一世を風靡した。仙台でも地元に一大イベントを開催すべく、各サークル合同で「松島ジャンボリー」が開催された。ジャンボリーは3万人集客を目標としていたが、実際の集客は3000人ぐらいだった。しかし、最後に歌った「一番星」はエンディングで観客全員を振り付けして踊らせるという盛り上げをやってのけた。
(2005年12月13日見直し、写真はレモントゥリーコンサート日生ビルでの一番星)

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