出発たないの歌
出発たないの歌
出発たないの歌 E♭ 阿部英明・詞・曲
なんにもない毎日に嫌気がさして
ひとつあてなくさまよってみるかと考えてすぐに
あの空の向こうに何があるかと
馬鹿げた夢をいだいてアパートを出た
けど歩いても歩いてもサンダルがへるばっかりで
何にもないので結局またアパート暮らし
またそこで何ヶ月か月日がたって
やっぱり仕事はやめようかと考えてすぐに
誰かどえらい人に会えないものかと
馬鹿げた夢を抱いてアパートを出た
けど歩いても歩いても腹がへるばっかりで
誰もいないので結局またアパート暮らし
またまた何にもない毎日のくり返しになったけど
今じゃこりずに働いているぞそれでいいのだ
三歩歩いて二歩さがり一日一歩というけれど
本当は三歩歩いてもさがるのも三歩だよ
銀河の向こうに飛んで行けとある人が言ったけど
ほらあの空の向こうには又あの空があるんだと
思っちゃってるから駄目だよ
出発たないの歌
1975/01/01