んだずのあるばむ

 
 

一見二軒ふうの三軒長屋 E♭ 阿部英明・詞・曲


1,一丁目の魚屋に肉屋に瀬戸屋

 二丁目でパチンコやってコーヒーを飲む

 三丁目の風呂屋に床屋の女の娘

 あたりまえのこの町に一風変わったものひとつ

 それは俺んち四丁目

 一見二件風の三軒長屋

2,ひとつのトイレに流しがひとつ

 ふたつあるのは玄関と穴だらけの壁

 みっつといえば ねずみの住処と電気酒癇器

 住んでる野郎は五人だがみんな心はひとつ

 そうさ冬でも寒くない

 隣がつっつぬけのぼろくそ長屋

3,ある時は あり金はたいて 酒盛りもするし

 ある時は 借金せおって土方もやるし

 決まって土曜の夜となれば ゲームに夢中の

 こんな不断の毎日を支えてくれるものひとつ

 それは俺んち四丁目

 一見二件風の三軒長屋

一見二件風の三軒長屋

1975/01/01

 
 
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